プロセス・コンサルティングスキル講座2025
Process Consulting Skill training Program2025
講座の背景
過去60年間、欧米の学者・研究者が実践・検証を重ねてきたプロセス・コンサルティングは、日本でも主に大手企業がその持続的成長と組織の変革を実現するため導入・活用してきたノウハウ体系です。
専門知識・技能を顧客にアドバイスしたり業務代行したりする「専門型コンサルティング」とは全く異なるアプローチであり、相手の意識変容・行動変容を促すスキルは、磨けば磨くほど、パワフルな結果を生み出すことができるようになります。
中小企業庁が令和4年に、「中小・小規模企業の経営支援にも有効な選択肢の1つ」としてプロセス・コンサルテーションを推奨することを発表したものの、プロセス・コンサルティングのノウハウを持つコンサルタントの数は全く足りません。この講座では「志のある方が短期間でスタートラインに立つ」ことをゴールとしてプログラムを組んでおり、修了後は我々と一緒に情報交換したり相互に業務委託したりしながら、日本の企業の持続的な発展を支えていきたいと考えています。
講座の趣旨・特徴
顧客企業の主体的な変革を後押しするスキルを学ぶ
解決策をアドバイスするわけではない、専門業務を代行するわけでもない。顧客企業の経営者・社員が目に見える問題を下にぼんやり見えている“プロセス”に気づき、望ましい行動に変革していくことを後押しする“プロセス型のコンサルティング”の手法を学びます。このプロセス・コンサルティングは過去60年間、数多くの大手企業の変革と成長を支えてきた手法ですが、2022年以降、中小規模の経営支援方法として注目されています。









心理学や組織学、行動科学、リーダーシップ論などの研究者の方たちが過去60年間研究・実践・検証を重ねてきたコンサルティングアプローチ体系。過去の成功体験や過去の事例に基づいた「正解」を教えるアプローチ(専門家型アプローチ)ではなく、顧客との対話や顧客の活動プロセスへの介入を通じて、顧客企業自身が解決策を決定して行動することを支援するアプローチです。日本でも60年以上の間、主に大手・上場企業は様々な場面でプロセス・コンサルタントを活用してきた背景があります。令和5年には中小企業庁が「経営力再構築伴走支援ガイドライン」を発表し、VUCAの時代に突入した今、中小・小規模企業の経営支援もプロセスコンサルテーションの手法は有効な選択肢の一つとして強く推奨しています。

講座の対象者
- 法人顧客へのサービス経験がおおむね3年以上ある方を目安としていますが、受講条件ではありません。
- 法人顧客がより強く、より豊かに、より持続可能になっていく変革を支援することを通じて、自らも豊かになっていきたい方

講師紹介
28年間半の経営コンサルティング経験を持つ、公益財団法人全日本能率連盟認定マスター・マネジメントコンサルタントの金築俊明がコーディネートおよび講師を担当します。
- 講師プロフィール
国家公務員退職後、ベンチャー起業(外国人向け事業)・その後複数の企業の役員を経て、経営コンサルタントに転身。主に大手企業に対して中期経営計画の策定支援、新規ビジネスモデル創出支援、社内ビジネススクールメイン講師などを担当。商工会議所等の経済団体主催の「創業塾」「経営革新塾」などのメイン講師も40都市にて担当。2022年株式会社サステナブルチャレンジ設立。